ふろむださんの「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決っている」は恐らく世界初の応用行動経済学本である

2018/09/2 8:10

今年ダントツ一位に面白かった本を紹介しよう。

ふろむださんの、人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決っている、だ。

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

この本の特徴を一言で言い表すと、実際の生活に応用できる行動経済学本だ。この種の本は、恐らく世界初である。

行動経済学というのは比較的新しい学問で、簡単に言うと人はなぜ合理的ではない立ち振舞いをしばしば行ってしまうのかについてを分析した学問だ。

例えば、ネットでしばしば話題になる画像として、採用試験に容姿が関係するかというものがある。

とあるTV番組では、これを実際に検討してみたところ、ほぼ全ての企業で美男美女が圧倒的に評価された。

採用試験なのだから、本来ならば仕事上の能力(学力等)が評価されるべきはずだ。

それなのに、このように結果が著しく容姿が整った人に偏ってしまうという事は、やっぱり容姿の美しさが人間の認知に作用したと考えるのが妥当だろう。

これは非常に有名な話で、実際いろいろな海外の有名大学のMBAなどでも教えられる。

けど、非常に興味深い事にこれを学生に教えると、学生は決まってこういうのだという。

「一般的にはそういう傾向があるのは事実かもしれない。けど、自分は優秀だから、こんな子供騙しみたいな手には引っかかりません。」